今回は、楽天ゴールドカードの年会費について、楽天市場でいくら買物すれば年会費の採算が取れるのかという損益分岐点について調べてみました。
こんな方におすすめの記事
- 楽天ゴールドカードの申込みを検討している方。
- 楽天市場でいくら買物すれば元がとれるのか知りたい方。
- 消費税増税後の10%での損益分岐点を知りたい方。
基本次項
楽天ゴールドカードとは
楽天ゴールドカードの基本情報 | ||
国際ブランド | ||
年会費 | 2,000円(税抜) | |
ポイント | 100円(税込)ごとに1ポイント | |
申込条件 | 安定した収入のある20歳以上の方 |
さらに詳しく(公式サイト) |
楽天ゴールドカードとは「楽天カード株式会社」が発行している、年会費2,000円(税抜)のクレジットカードです。
楽天カードと楽天プレミアムカードの中間的な存在であり、楽天市場での買物特典や空港ラウンジが無料(回数制限あり)で使えるなどの特典が追加されています。
このカードは、クレジットカードとしての機能のほかに、楽天Edy、楽天ポイントカードという二つの機能を搭載しています。
国際ブランドは、VISA、MasterCard、JCBから選択可能、カードのデザインは一種類のみ提供されています。
カードの申込み条件は、20歳以上で安定した収入がある方、高校生は申込みできません。
楽天ゴールドカードで追加される特典は全部で3つ
- 楽天市場でのポイントが5倍になる。
- 空港ラウンジが年間2回無料でつかえる。
- ETCカードの年会費無料。
※楽天カードの特典は全て継承した上で上記3つが追加されます。
空港ラウンジの特典について
空港ラウンジは、国内主要空港のほかに、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港、韓国の仁川空港なども利用できます。あくまでもカードラウンジなので高級感よりも実用性というイメージです。
確認事項
楽天市場でのベースのポイント還元率を確認します
楽天カードの場合は3倍(3%)
楽天カードとしてのSPU特典は1%だけです。
楽天ゴールドカードの場合は5倍(5%)
楽天カードよりも2倍(2%)多くポイントが貯まります。
ちなみに、楽天プレミアムカードも同じです。
消費税を含めた年会費は下記のとおりです
税抜 | 消費税 | ||
8% | 10% | ||
年会費 | 2,000円 | 2,200円 |
この年会費を、ゴールドカードでプラスされたポイントで埋めることができたら元が取れたと判断します。
結果報告
一年間で10万8,000円の利用が損益分岐点
買物金額 | 獲得ポイント | ||
SPU特典(2%) | 総獲得(5%) | ||
消費税8% | 108,000円 | 2,160P | 5,400P |
消費税10% | 110,000円 | 2,200P | 5,500P |
一年間で108,000円利用すると、楽天ゴールドカードのSPU特典(2%)に相当するポイントが獲得できます。つまり、年間108,000円楽天市場で買物するならば、楽天ゴールドカードを利用した方が確実にお得になるというわけです。
一ヶ月あたりでは9,000円の利用が損益分岐点
買物金額 | 獲得ポイント | ||
SPU特典(2%) | 総獲得(5%) | ||
消費税8% | 9,000円 | 180P | 450P |
消費税10% | 9,200円 | 184P | 460P |
一月あたりの平均では、9,000円が損益分岐点になります。
家族カードは1枚あたり年間27,000円の利用が損益分岐点
税抜 | 消費税 | ||
8% | 10% | ||
年会費 | 500円 | 540円 | 550円 |
家族カードの年会費は上記のとおりです。
買物金額 | 獲得ポイント | ||
SPU特典(2%) | 総獲得(5%) | ||
消費税8% | 27,000円 | 540P | 1350P |
消費税10% | 27,500円 | 550P | 1375P |
つまり、一枚あたり年間27,000円利用すると家族カードの年会費もペイできます。
一ヶ月に166,600円利用するとSPU特典の上限に到達する
楽天ゴールドカードのSPU特典には一ヶ月5,000ポイントまでという上限があります。楽天ゴールドカードの5%のうち、楽天会員(1%)、楽天カード決済分(1%)には上限がないので、3%で5,000ポイントを獲得するまでが上限となります。
つまり、5,000ポイント÷0.03なので16万6,600円までは、楽天ゴールドカードの特典として+2倍されるというわけです。
今回のまとめ
今回は、楽天ゴールドカードはいくら使えば年会費がペイできるの?と題して、楽天カード(年会費無料)との損益分岐点について解説していきました。
損益分岐点だけをもう一度まとめると
- 本会員カード
- 年間108,000円(110,000円)
- 月額9,000円(9,200円)
- 家族カード
- 年間27,000円(27,500円)
※カッコは消費税10%の場合です。
一ヶ月1万円買物していれば、元が取れていることになりますね。
参考にしてみてください。
また新しい情報などあれば更新していきます。