今回は「dカードケータイ補償」について、申込みから補償金の受取までの流れを解説します。この記事の内容は、ポイン父さん個人が実際にiPhoneを壊してしまった際に、dカードケータイ補償(dカード GOLD)を利用した体験談でもあります。
dカードケータイ補償について知りたいという方は参考にしてみてください。
dカード GOLDの基本情報(公式)
dカードケータイ補償の基礎知識
dカードケータイ補償とは
dカードケータイ補償を申込みした際に郵送される、「dカードケータイ補償ご利用手引き」から参照した内容にそって解説していきます。オリジナルがみたいという方は、下記画像をクリックしてください。※2018年10月時点でスキャンしたのもです。
まずdカードケータイ補償の概要を確認してみましょう。
dカードケータイ補償とは、ご利用中の携帯電話端末が、ご購入から1年以内(dカード GOLDの方は3年以内)に、偶然の事故により紛失・盗難・火災による焼失または修理不能(水漏れ・全損等)となってしまい、新たに同一機種・同一カラーの携帯電話端末をドコモショップ等で、ご契約中のdカードを利用してご購入いただいた場合にご購入費用の一部をサポートするサービスです。
携帯電話・スマートフォンの故障は、修理不能な場合でないと補償の対象にはなりません。たとえ壊れていても、修理して直る場合には修理代金は自己負担となります。
- 対象となる会員・・・dカード(dカードまたはdカード GOLD)をご契約中のお客様。
- 補償の対象となる携帯電話端末・・・ご利用携帯電話番号において当社にて購入履歴が確認できる携帯電話端末。
- 補償金額・・・(dカードをご契約の方)新しい携帯電話端末(同一機種・同一カラー)の購入金額または頭金および事務手数料のうち、最大10,000円(dカード GOLDをご契約の方)新しい携帯電話端末(同一機種・同一カラー)の購入金額または頭金および事務手数料のうち、最大100,000円。
- 補償期間・・・補償の対象となる携帯電話端末のご購入後1年以内(dカード GOLD会員の方は3年以内)。
- 補償の方法・・・dカードのご利用代金の請求額から補償金額を減額することにより補償いたします。
新規携帯端末を購入する際には、dカードで支払いをしないと対象になりません。その際に、分割払いで購入した際には、頭金と初期手数料以外は補償されません。補償金は返金ではなく、dカード(dカード GOLD)のご利用代金から減額という形になります。
適用条件は下記二つも確認しておいてください。
dカードケータイ補償規約 (3)補償条件:[7]事故発生日より60日以内に上記手続きが完了していること。[8]上記手続き完了日から過去1年以内に発生した別の事故により、本特典の適用を受けていないこと。
事故発生から60日以内に申請書が提出されていないと対象になりません。過去1年以内に、すでにdカードケータイ補償を利用している場合も対象外です。
iPhoneで実際にケータイ補償を受けた流れ
ポイン父さんのケータイの状況
dカードの種類 | dカード GOLD |
壊れた機種 | iPhone 7 |
被害状況 | 高所から落としてしまい破損。画面は割れて変形、電源も入らないような状況。 |
その1.事故の情報をメモで残しておきましょう
まずは、携帯電話が事故した情報をメモなどで残しておきましょう。必要なのは、発生日時、発生場所、発生状況です。発生日時は、◯◯時◯◯分頃まで申告する必要があります。
その2.dカードコールセンターに問い合わせをする
ポイン父さんは、iPhoneだったので詳しい手続きを、dカードコールセンターで聞いてから次の手続きに進みました。結果的に細かい流れや注意点なども聞けたので良かったです。
dカードコールセンター
- TEL:0120-300-360
- 受付時間:午前10:00~午後8:00(年中無休)※午後6:00~8:00は一部受付できない業務があります。
その3.修理不能であることを確認してもらう
Apple製品(iPhone)の場合には、Apple正規サービスプロバイダまたはApple Storeで故障不要を判断をして貰う必要があります。
近所にApple Storeがない場合。または、Apple Storeが込みすぎていてなかなか受付けてもらえない場合には宅配便で修理に出すのがおすすめです。
Appleのコールセンターに問い合わせする際には製品の「シリアル番号」を先に確認しておき、「dカード(dカード GOLD)のケータイ補償を受けたい」と言った方がスムーズに話を進めることができます。
ちなみに、Appleの延長保証サービスである「AppleCare + for iPhone」「AppleCare + for iPad」と併用することはできません。
Appleのコールセンター
- TEL:0120-277-535
その3-1.修理代金はdカードで一括購入すること
ここで注意点ですが、修理代金はdカード(dカード GOLD)で一括で支払いましょう。本体を分割で購入した場合には、頭金と初期手数料以外は補償の対象になりません。
修理(実際は交換ですけど)の料金は「iPhone の修理サービス料金(公式)」より確認することができます。
個別購入あっせん契約または割賦販売契約を締結して新端末をご購入された場合は、頭金の金額および事務手数料の金額が補償の対象となります。(月々の分割支払金・dポイントのご利用分は、補償の対象外です。)携帯電話端末ご購入金額より、キャッシュバックなどの割引が適用される場合は補償金額より差し引かせていただきます。
その3-2.本体交換したことが分かる書類を保存する
アップルケアにiPhoneを送ってから、1週間程度で新しい本体が届きました。
なかには、検証診断テスト実施結果のお知らせという紙が入っています。「iPhone本体の交換が必要であることを確認いたしました」という一文があれば、修理不能だったという証明になります。
本体が到着してから数日後に、もう一度アップルから封書が届きます。その封書の中に、本体交換したことがわかる書類が入っているので、「dカードケータイ補償申請書」に同封して送りましょう。書類期には、機種名、金額が明記されている必要があります。
その5.dカードケータイ補償申請書を送付する
手元に「dカードケータイ補償申請書」がない場合には、もう一度コールセンターに連絡をしてもらいましょう。電話で連絡したところ、速達で届きました。
同封されている「dカードケータイ補償」自己報告書(兼)補償金請求書を記入して、アップルから届いた本体交換で機種名、金額が明記された書類を一緒に同封して返送すればすべての手続は完了となります。
その6.審査の結果が届く
申請書を送付してから約一ヶ月程度で審査結果が届きました。補償金は、dカード(dカード GOLD)のご利用代金から減額ですが、補償金がそれよりも超過する場合には、dカード(dカード GOLD)の指定口座に振込されるそうです。ちまみに、補償金額は39,312円で本体交換に掛かった費用が全て対象になりました。
今回のまとめ(重要なポイント)
今回は、dカードケータイ補償について、申込みの流れと注意点などをまとめてみました。事前の予備知識として覚えておきたいのは、下記の5つなのでよく確認しておいてください。
- 適用には審査があるから事故状況をメモしておくこと。
- 事故発生から60日以内に手続きが完了しないと対象外。
- 携帯電話の故障は修理不能でないと補償が受けられない。
- 修理代金はdカード(dカード GOLD)で一括払いすること。
- Appleで発行される本体交換の書類を補償申請書に同封すること
今回、dカード GOLDを利用していたおかげで、約4万円違い出費を0円で済ませることができました。ドコモ回線契約者で、dカード GOLDをまだお持ちでないかたは、ぜひこの機会に入会を検討してみてください。