今回は、イオンカード(WAON一体型)とイオンカードセレクトの違いについて解説します。
過去に私も、イオンカード(WAON一体型)からイオンカードセレクトに切替えています。その理由となった、イオンカードセレクトだけの特典についても、体験談などを含めながらご紹介します。
基礎知識
二枚のカードの違いとは
下記リンクは公式サイトです。
イオンカードセレクトは、イオンカード(WAON一体型)の機能に加えて、イオン銀行キャッシュカードが搭載されたカードです。
そのため、イオンカードセレクト(画像左側)にだけ、カード盤面にイオン銀行と明記されています。
イオンカードセレクトが一枚あればクレジットカードでの買物をしたり、イオン銀行ATMでお金をおろすこともできます。
イオンカードセレクトに申込みをする際に、イオン銀行に口座を持っていない場合には、同時にイオン銀行口座開設の手続きの申込みがされます。
イオン銀行口座が付帯する注意点としては、イオンカードセレクトの口座振替先は、イオン銀行だけに限定されるということです。
イオンカードセレクト以外は、イオン銀行以外の金融機関も指定できます。
イオン銀行口座は一人に対して一口座のみと決められています。
すでに、イオン銀行キャッシュカード(画像右側)を持っている方が申込みした場合には、イオンカードセレクトが手元に届いてキャッシュカード機能を利用した時点で、元のイオン銀行キャッシュカードは使用できなくなります。
イオン銀行の支店名、支店番号、口座番号などは、イオンカードセレクトの裏面で確認することができます。
二枚のカードの比較表
続けて、二枚のカードを比較してみましょう。黄色い枠が違う部分です。
イオンカード セレクト | イオンカード (WAON一体型) | ||
券面 | | | |
年会費 | 年会費無料 | ||
国際ブランド | | | |
ポイント還元 | 200円(税込)ごとに1ポイント | ||
機 能 | クレジットカード | 使える | |
電子マネーWAON | 使える(一体型) | 使える(一体型) | |
WAON POINTカード | 貯まる・使える(一体型) | ||
GGマーク | 付けられる ※ミニオンズは不可 | 付けられる | |
ス マ ホ 決 済 | イオンiD | 使える | 使える |
Apple Pay | 使える | 使える | |
付 帯 | 家族カード | 年会費無料 | |
ETCカード | 年会費無料 | ||
保 険 ・ 補 償 | ショッピング保険 | 1品5,000円以上,購入から180日,年間50万円まで補償 | |
盗難補償 | 紛失・盗難での不正利用の損害額を補填 | ||
WAONチャージでのポイント還元 | ある※ | ない | |
ゴールドカードの発行 | ある ※ミニオンズは不可 | ある | |
引落口座 | イオン銀行限定 | どこでも可能 |
※イオン銀行口座からオートチャージでポイント還元を受けることができます。
基本的に、イオンカード(WAON一体型)にあって、イオンカードセレクトにない機能はありません。
このあと詳しく解説しますが、イオンのイベントやキャンペーンなども、イオンカード(WAON一体型)が対象になるものはすべて対象になります。
イオンカードセレクトだけの特典
その1.イオンで一番お得に買物できる安心感
上記画像は私が利用しているイオンカードです。
この4枚も含めて、全てのイオンカードのなかで一番イオンでの特典が優遇されているのがイオンカードセレクトです。
このカードだけほかのカードよりも特典が多い理由は、イオン銀行という自社グループのサービスを多くのユーザーに利用しているためです。
そのため、イオンカード(WAON一体型)よりも、同等もしくはそれ以上に特典が充実しているのです。
先日も知人がインカードセレクトとイオンカードミニオンズを同じタイミングで申込みしましたが、イオンカードセレクトにだけ上記画像の「500円割引券」が同封されていました。
これは、同封されてい人には、知ることすらできない特典の差です。
イオンカードセレクトならば、全ての特典が最優先でついてくるので「イオンで一番お得にお得に買物ができている」という安心感があります。
その2.電子マネーWAONチャージでポイントが貯まる
イオンカードセレクトは、イオン銀行口座からWAONにオートチャージ(自動入金)をすると、200円につき1ポイントの還元を受けることができます。
他のイオンカードにはない、イオンカードセレクトだけの特典です。
上記画像を見ても分かる通り、クレジットカードからのチャージではなく、イオン銀行口座からのオートチャージだけが対象になります。
オートチャージとは、WAONで買物した際に、残高が設定金額未満になると自動的にWAONがチャージされる仕組みのことです。オートチャージは、事前に金額などを設定して利用します。
電子マネーWAONを利用しないという方も、上記画像のようにWAONだけポイント還元率がアップするイベントなどもありますので、最大限ポイントを獲得できる方法だけでも確保しておきましょう。
イオンカードセレクトさえ持っていれば、いつでもポイント還元の恩恵を享受することができます。
その3.イオン銀行マイステージに10ポイント加算される
イオン銀行では、イオン銀行で取引をするほど金利がアップしたり、ATM手数料が無料になるなどの特典があります。
これを決定するのが、イオン銀行マイステージです。
イオンカードセレクトを利用すると、毎月、無条件でイオン銀行スコアが10ポイント加算されるため、上のステージを目指すためのベースアップにもなります。
その4.イオンゴールドカードに一番近い存在
イオンゴールドカードとは、イオンカードセレクト、または、イオンカード(WAON一体型)を利用している会員のみ、無料招待の可能性がある上位カードです。
イオンゴールドカードに招待される条件は、公式サイトにて「年間100万円以上の買物に利用する」という目安が記載されていますが、それ以外にもイオン銀行の利用状況などもプラスに働きます。
イオン銀行での具体的な取引例をあげると、住宅ローンの借入、投資信託など金融商品の購入、定期預金の残高などです。
つまり、イオン銀行口座が付帯した、イオンカードセレクトはイオンカード(WAON一体型)よりもゴールドカードに近い位置にいると言えそうですね。
今回のまとめ
今回は、イオンカードセレクトとイオンカード(一体型)の違いについて解説しました。
イオンカードセレクトは、イオンカード(WAON一体型)の機能はそのままに、イオン銀行キャッシュカードが一体化したクレジットカードです。
数あるイオンカードのなかでも一番特典が充実したカートで、このカードだけWAONチャージでポイント還元、イオン銀行マイステージに10ポイント加算などの優待特典がついています。
イオン銀行の利用状況は、イオンゴールドカードの招待にも影響があるため、最もゴールドカードに近いイオンカードだと言われています。
というわけで今回はここまで。
更に詳しく知りたい方、また、このカードの申込みは下のリンクよりどうぞ。